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自分のスタイルを持つ

Have your own style


ストリートダンサーとして最終目標の一つにしたい「自分のスタイル」。これは見えない時はとても難しく感じます。ですが、自分の好きなものをより明確に、確固たるものとして、それと同時にダンス活動をしていくこと、人に認められていくことで自然と身に付いてくるものです。

有名なダンサー達は自分のスタイルを持っている人が多いです。それを見て、共感してくれる人がファンになり、イベントなどに足を運んでくれます。

自分のスタイルを持つ過程としては、好きな音楽とダンスにしっかりとアンテナを張っておくことです。また、継続的にダンス活動していく中で、自分がかっこいいと思うものを表現していくわけですから、少しずつ変化・改善され、自分色に近づいていきます。

ここまで何度かお話していますが、何もない所からのオリジナルのダンススタイルなどありません。皆、必ず何かをベースにして、自分なりに解釈・吸収し、それを自分の武器にする。これ以外は存在しません。

ストリートダンス上級者になると、不思議と人と同じ動きをしても、なんとなく自分の動きになるものです。それが自分の個性であり、スタイルです。逆に頭で考えて掴もうとしても、掴めるものではありません。意識することは必要でしょう。深く考えなくて良いということ。

筆者がダンスチームとしてリスペクトする判断として見ているのは、皆同じルーティンをしていても、それぞれが違う動きに見え、個性があるかどうかです。その方がチームとしてインパクトがあったり、「かっこいいな」と感じるケースが多いです。

今のダンスチームによく見られる印象は「まとまり過ぎている」と感じます。それは皆ダンスが上手なので良いのですが、個性がないため印象に残らないのです。
コンテストではそれでも認められることも多いように思いますが、それは主観によります。ここでは筆者の主観として書いています。

練習すればダンスは上手になります。それはどんな分野でも同じことです。大事なのはそこからで、自分のこだわりが強い程、良い意味の癖として個性は生まれるということです。

それは現在は現役ではないストリートダンサーの方が強かったイメージがあります。なので、ダンスチームとしても覚えているが、個人としても覚えているケースが多い。これはとても大切なことです。

ストリートダンサーとして、また、ダンスチームの成長を考える時にそうした事柄を意識し、大切にすれば、自分達だけのカラーが自然と生まれてくるでしょう。

  • ポイント
  • 自分のスタイルが得られるかどうかは良いこだわりを持ち、それを伸ばすこと。
  • 協調性があり過ぎるダンスチームは多い。もっと個人を意識すれば良い意味でイメージに残りやすくなる。
  • 昔のダンサーは「個」が強かった。それは現在では学ぶべき所がたくさんあるということ。

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